こんにちは。
行政書士試験の勉強のコツの2回目です。今回はテキストや模擬試験などについて書きたいと思います。
1.テキストは反復しやすいものを選ぶ
私が使っていたテキストは2冊で、試験当日までその読み込みをしていました。ガンガン書き込みしてテキストに情報を集めるようにしていました。自分さえ読めれば良いので見栄えは悪かったです。
2.苦手分野を作らない
模擬試験をひと通り解いてみて感じたのが、「確実に得点をゲットできる分野は限られているなあ」ということでした。私の感触は次の通りです。
個人的な感触
- 憲法、基礎法学:高得点を取るのは難しい
- 行政法:勉強した分だけ確実に点が取れそう、ここで点数を稼ぎたい
- 民法:難しすぎる、ボリュームが多すぎる、高得点は狙えない
- 商法、会社法:論点が限られていて点数は取りやすい
- 一般知識(文章理解を除く):点数が全然安定しない、
- 一般知識(文章理解):コツをつかめば勉強しなくても点数が取れそう
誰でもこんな感じで得意・苦手があると思うのですが、どこかの分野を完全に捨ててしまうのはオススメできません。得意分野でも本試験で高得点を取れる保証はなく、逆に、苦手分野でも楽に得点出来るコスパの良い問題があるためです。
どの分野のどんな問題が出ても、試験全問通してそこそこ戦えるようになろうと思っていました。
3.模擬試験は必ず受ける
自信が無くても、勉強が思うように進んでいなくても、模擬試験は必ず受けていました。模擬試験のメリットは次の通りだと感じました。
メリット
- 試験問題全体を時間内に解くことに慣れる
- 苦手分野が客観的に分かり、勉強の方針が立てやすい
上で書いた「各分野の個人的な感触」は、模擬試験を受けなければ分かりませんでした。
本試験では、私はとても緊張しました。前日も緊張であまり寝られず、体調はベストではありませんでした。そういう状況でもきちんと実力が出せるように模擬試験で慣れしておくのが良いと思います。
4.本試験日にピークを持ってくる
私は「本試験で合格点が取れれば、その前の模擬試験の点数は気にしなくていいか」というスタンスで勉強していました。勉強時間も直前期(試験前2週間前くらい)を除いて、ゆとりを持つようにしていました。息切れせずに勉強して、試験日直前はがっつりやって本試験日にピークを迎えるのが良いのではないかなと思います。
テキストの回転数勝負!な感じです。忘れても気にせずに反復していました。