【記録】紙から電子書籍への切替コストを計算してみました

1.はじめに

前回は「電子書籍がすごく良い」という記事を書いたのですが、今回は「実際のところ切り替えしたらコスパはどうだっただんだろう?」という観点で書いてみました。

この記事を書く前は「切替しても家賃が削減できましたので、1年で十分元がとれますよ」という感じなるだろうと思っていたのですが、書いている途中にそうではないことに気がつきました…。(2年だと元がとれそうです!

私は賃貸で生活しており、「家賃を減らしたいな」→「物を減らして狭い部屋でも暮らせるようになれば家賃を抑えられるのでは…!」という思い付きで電子書籍にしたため、その観点のコスパになります。

2.かかったコスト

かかったコストを計算してみたら190,803円となりました。

コスト一覧
  1. 電子書籍の購入:73,510円
  2. 紙書籍の処分:▲4,637円(古本として引き取ってもらったためマイナスです)
  3. 本棚・カラーボックスの処分:2,000円
  4. 引越費用:104,750円
  5. 電子書籍リーダーの購入:15,180円

1.電子書籍の購入

覚えている範囲で出来る限り正確に書いていきますが、単価は目安です。

種類単価冊数概算金額
コミック650円107冊69,550円
書籍1,320円3冊3,960円
合計110冊73,510円

読んでいる本がほぼマンガだけとか、とても偏っていますね…!

2.紙書籍の処分

ネットオフ買取サービスを利用して買取してもらいました。

種類冊数買取金額
コミック93冊4,203円
書籍21冊416円
リサイクル買取品18点18円
合計132冊・点4,637円

3.本棚・カラーボックスの処分

住んでいる自治体に粗大ごみとして回収してもらったのですが、ここは「だいたいこんな感じ」という程度です。

種類数量粗大ごみ代金
本棚2台1,000円
カラーボックス2個1,000円
合計4台・個2,000円

4.引越費用

今の部屋は敷金が返還されないため、コストに含めています。また、当時の記録を見ると、仲介手数料は掛からなかったようです。

紙の本を減らす以外にも物を減らす工夫(例:テレビを捨てる、冷蔵庫を静音のものに変えてリビングに置く等)をしたため、みなし金額として正味金額の50%を電子書籍切替相当分としました。

項目正味金額割合みなし金額
敷金・礼金160,000円50%80,000円
仲介手数料0円0円
引越代金49,500円50%24,750円
合計209,500円50%104,750円

5.電子書籍リーダーの購入

私は当時、スマホアプリがあれば電子書籍リーダーがなくても電子書籍を読めるということを知らなかったため、電子書籍リーダーを購入しました。

種類容量金額
Kobo Clara HD8GB15,180円

今は専らスマホアプリで電子書籍を読んでおり、電子書籍リーダーは部屋の片隅で眠っています。

3.得られた効果

年間で113,490円となりました。こちらもコストと同じくみなし金額として正味金額の50%で計算しました。

得られた効果一覧
  1. 家賃の削減
  2. 身軽な環境
項目正味削減額割合みなし金額
家賃226,980円(年間)50%113,490円(年間)

今回、改めて計算することで「2年あれば何とか元がとれそうだな」ということに自分でも気づくことができました。

4.まずは何冊か電子書籍を買ってみては

もし「ゆくゆくは電子書籍にしようかな」とお考えの方がいましたら、試しに2,3冊電子書籍を購入してみることをオススメします。私もそんな感じで電子書籍に初めて触れました。

STEP

試しに2,3冊電子書籍を購入してみる

STEP

電子書籍が自分に合うと思ったら本格的に切り替えていく

STEP

紙の本を処分する

5.終わりに

現在(2022年2月時点)、私が持っている電子書籍を数えてみたら165冊でした。電子書籍に切替してから約1年経っていますが、まだ買戻しできていない本や、新たに読みたい本(どちらも主にマンガ)があるため、まだまだ冊数は増えそうです。

紙の本だと物理的に置けるスペースがなく、泣く泣く何度も手放してきましたが、これからは手放さずに済みそうです。

最後までお読み頂きありがとうございました。