こんにちは。
今回は家計管理、特に節約について書いてみたいと思います。
節約は「すぐに出来て効果は確実」で、特に固定費を見直せばその効果はずっと続きます。
1.家計を意識したきっかけ
たまたま街の本屋で2009年頃、「たりないお金―20代、30代のための人生設計入門」(著者:竹川美奈子さん)が目に留まり、内容が興味深かったからです。今はもうこの本は手元にはないのですが、主旨はこんなことが書いてありました。
- 現役時代の収入が同じでも、支出に気を付けないと、老後に家計破綻の可能性がある
- 人生の5大費用(家、車、保険、教育費、基礎生活費)を見直そう
- 費用の見直しで浮いたお金は運用で増やそう
この本を読んで「なるほど~」と思い、固定費の見直しや、少しずつですが資産運用を始めました。
2.当時した具体的な行動
上記の本を読んで、私は具体的に次のことをしました。
- 保険の見直し:保険料1万円/月以上→4,600円/月
- 携帯電話の見直し:電話料金約8千円/月→3千円/月
- 証券口座開設、投資信託の積立開始:3万円/月
※家や車は元々持っておらず、現在も持っていません。
今回は①保険の見直し、②携帯電話の見直しについて当時を振り返り、もっとこうすれば良かった等の振り返り(思い出話)をしたいと思います。
3.保険の見直し
当時保険に入ったのは、20代も半ばを過ぎ「そろそろ世間体的に保険にでも入っておこうかな」と思ったからです。私の職場にはいわゆる大手保険会社の営業担当の方が出入りしており、勧められるままに加入しました。
当時の具体的な資料は手元に無いため、私の感想ベースとなりますが、次のような保険でした。
- TVCMでよく見かけた保険
- 保障内容は覚えていません(確か色々付いていたと思います)
- 保険期間は10年(更新毎に保険料見直し≒保険料が上がる)
- 20代半ばの保険料で既にかなりの負担感を感じていました
その後、保険にお金をかけるべきではないと考え、上記保険を解約し、新しい保険に加入し直しました。
解約は営業担当者の方では出来ず、保険会社の支社まで行って手続したことを覚えています。(保険会社の支社では解約の引き留め等にも合うことがなかったと記憶しています)
- 医療保険
- 保険期間は終身
- 保険料の払込期間は60歳まで
保障内容を絞り、保険期間は10年→終身(保険料払込期間は60歳まで)のものを選びなおしました。
今から考えれば、入り直しではなく解約でも良かったかなと思ったりします。
- 社会保険(健康保険)に入っており、民間の医療保険に入らなくても困ることは少ないはず
- 既にある程度の蓄えがあるため、長期入院しても生活には困らない
頭では分かっていても、医療保険に加入しないというのは私にはハードルが高いな…と感じています。保険料を抑えるので手を打ちました。
4.携帯電話の見直し
2009年頃、私は大手キャリアのiPhoneを使っていました。当時から「携帯電話料金はこうすれば安くなる」という情報は雑誌などでよく取り上げられており、私もそれを参考に契約を見直ししました。
【見直し前】iPhone(大手キャリア)
【見直し後】ガラケー(大手キャリア、通話用)+スマホ(格安SIM、データ通信用)
当時考えていたことは次の通りです(懐かしい…)。
- 通話とデータ通信を大手キャリア1台にまとめると高くなる
- 格安SIMは魅力的だけど、通話用の回線は災害時等のときに心許ない
- データ通信は格安SIMに変えても信頼度としては自分的にOK
2009年頃から割と最近(2020年頃)まで、携帯電話代は概ね3千円/月位だったのですが、いつのまにか携帯電話料金はもっと安くすることが出来る時代になっていました。
「携帯電話周りの情報にもっと関心を持てば良かった!」と反省しています。
2023年現在、携帯電話は次の通りとしています。
- 通話用、データ通信用のスマホ(各1台ずつ)を使用、計1,800円/月程度
- 通話用スマホではアプリを利用して無料通話、毎月ほぼ定額をポイント払い
- データ通信は毎月下旬になると通信速度が遅くなり、ちょっと不便かも
多分調べればもっと最適なプランがあると思うのですが、面倒なので当面これでいいかなという感じです。
5.まとめ
「ここが良かったかも」、「もっとこうすれば良かった」と感じている点をまとめておきます。
- 本を読んで終わりではなく、費用見直しの行動に移せた
- ベストではないかもしれないけど、固定費(携帯電話・保険)に大金を使わずにこれまで生活してこられたと感じている
- 一度見直して終わりではなく、情報収集を適度に定期的にすれば良かった
固定費の見直しは(収入を上げる、運用で増やすとは違って)自分の行動だけで確実に効果が出ることが多いなと思います。